チョコレートといえば、言わずと知れたお菓子の王様ですよね。
嫌いな人はいないというくらい、子どもから大人までみんな大好きだと思います。
お菓子に入っていることはもちろん、飲み物としてもよくいろいろなところで売られていますよね。
さて、そんなチョコレートですが、体に良いとか悪いとかネットではさまざまな意見があるようです。
果たして本当はどちらなのでしょうか?
今回は、チョコレートのカフェインは体に悪いのかどうか、カフェインが及ぼす悪影響についてご紹介していきます。
チョコレートは体に良い効果と悪い効果がある!
まずは体に良いと言われる効果からお話しましょう。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、動脈硬化を予防したり、コレステロールを下げる効果があるため、生活習慣病の予防になると言われています。
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また、ミネラルや食物繊維も多く含まれているので、栄養が偏っている方が間食に少し食べると、とても良いでしょう。
悪い効果というと、やはり高カロリーで糖分も多いので、あまりたくさん食べ過ぎると血糖値が上がり、肥満や糖尿病の原因になることもあります。
カフェインのせいでチョコレートに依存する?
チョコレートには、カフェインが含まれています。
よく「チョコレート中毒です」と言うほど好きという方がたまにいますが、それはカフェインに依存しているからであると考えられます。
カフェインは依存性が高く、毎日食べているとだんだんその量では体が満足できなくなって、1日に摂る量がどんどん増えてしまいます。食べ過ぎると、不眠症になったり、精神が異常に興奮したりするので注意が必要です。
チョコレートに入っているカフェインの量は?
カフェイン量は、原料となるカカオの量で決まります。
では、わかりやすく板チョコで説明しましょう。
板チョコは1枚で約50gですが、その1枚に含まれるカフェインの量は約10mgです。
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コーヒー1杯分が60~70mgですので、そう考えると少ないような気がしますよね。
でも、これはミルクチョコレートの場合です。
ビターチョコレートの場合、その約2~4倍含まれているので、単純計算で20~40mgほど含まれていることになります。これは、緑茶1杯分に相当する量です。
しかし一方で、ホワイトチョコレートは、カカオを使用せずにココアバターで作られていますので、カフェインはほとんど入っていません。
全くカフェインが入っていないわけではないですが、カフェインが気になる方はホワイトチョコレートをおすすめします。
チョコレートは適量であれば健康食になる!
チョコレートには、さまざまな健康への効果があります。
でも1日に食べる量次第で、病気を招くこともあるのです。
どうしても毎日食べたいと思うなら、板チョコで半分もしくは多くても1枚程度にとどめておきましょう。
もし糖尿病になってしまったら、甘い物はほとんど摂れなくなります。
そうならないためにも、日頃から適量を心がけることが大切ですね。